インベスコ 米国株式ダイナミック・マルチファクター・ファンド 【愛称:アメリカン・ダイナミック】
追加型投信/海外/株式/インデックス型
ファンド・レポート
2024年7月16日:
最新レポート「市場局面お知らせレポート【米国株式の市場局面判断:回復局面から後退局面へ】」
当ファンドは市場局面ごとにパフォーマンスの異なるファクターを活用し、 ダイナミックに銘柄を変更することで米国株式市場の値動きを上回ることを目指します。
インベスコが日本の個人投資家の皆さまのために設定した国内で初めてのタイプのファンド*です。
*2024年1月18日時点の国内公募の海外株式・インデックス型ファンドの384ファンド(投資信託協会の分類ベース、償還済みファンドと基準日以降の新規設定ファンドは含まない)より複数のファクターを活用し、市場局面に応じて当該ファクターの配分を調整するファンドの有無を交付目論見書等の情報を基に確認(QUICK資産運用研究所調べ)
当ファンドの連動対象インデックス(米ドルベース)と各指数のパフォーマンス
組入銘柄がダイナミックに変わるインデックス
当ファンドは上場投資信託証券(以下、「ETF」といいます。)を通じて、米国の上場株式に投資を行い、下記インデックスの動きに連動する投資成果を目指します。
ラッセル 1000 インベスコ・ダイナミック・マルチファクター・インデックス
- インベスコ独自のフレームワークを活用して市場局面を4つに分類
- 市場局面に応じて、5つのファクターを活用して組入銘柄の配分をダイナミックかつ自動的に調整
└ 5つのファクターとは?
- ファクターとは株式のリターンやリスクを説明する要因のことです。
- 当ファンドでは学術研究等で長期にわたり、市場全般で有効性が実証されている5つのファクターを活用します。
当ファンドの2つの投資ステップ
Step1
インベスコ独自の2つの指標を活用し4つの市場局面から1つを特定
- 景気先行指標:トレンドを上回る/下回る
- 成長期待指標:加速/減速
- 上記の組合わせにより「1 回復局面」「2 拡大局面」「3 減速局面」「4 後退局面」から1つを特定します。
- 例えば、景気先行指標で「トレンドを上回る」、成長期待指標で「加速」と判定された場合、市場局面は「2 拡大局面」と特定されます。
4つの市場局面から1つを特定
Step2
市場局面に応じて5つのファクターで組入銘柄を調整
特定された市場局面で良好なリターンが期待されるファクターの比率が相対的に高くなるように配分し、組入銘柄を自動的に調整します。
- サイズとバリュー:1 回復局面と2 拡大局面でオーバーウェイト
- 低ボラティリティとクオリティ:3 減速局面と4 後退局面でオーバーウェイト
- モメンタム:2 拡大局面と4 後退局面でオーバーウェイト
各市場局面における5つのファクター配分のイメージ
ダイナミックに変化するポートフォリオ①
各市場局面の投資カテゴリーを見ると銘柄の規模では中型から超大型、投資スタイルではバリュー寄りからグロース寄りまで大きく変化しています。
各市場局面の投資カテゴリー
期間︓2017年11月末~2023年12月末
ダイナミックに変化するポートフォリオ②
組入銘柄数は市場局面により自動的に調整することで、概ね200~800銘柄の間で大きく変化します。
組入銘柄数の推移
設定来では米国株式の同カテゴリーの中でトップクラスの運用実績*
投資対象ETFは過去、良好な運用実績があり、設定来のパフォーマンスはトップクラスの実績となりました。
ご参考:併せ持ちによりリターンの改善が期待
下記は、当ファンドの連動対象インデックス(米ドルベース)「ラッセル 1000 インベスコ・ダイナミック・マルチファクター・インデックス」の実績であり、当ファンドの実績・情報ではありません。また、手数料・税金等を考慮していません。当ファンドおよびインデックスの将来の投資成果を示唆・保証するものではありません。
- 過去の対米国株式の3年間の超過リターンを見ると、ファクターの選別/配分を行う当ファンドの連動対象インデックス(米ドルベース) (以下、連動対象インデックス)はグロース型ファンド(成長株)とバリュー型ファンド(割安株)の両方を概ね上回る結果となりました。
- 連動対象インデックスをグロース型ファンドとバリュー型ファンドそれぞれ50%ずつ保有した場合のリターン・リスクは、それぞれ単一で保有した場合と比べて、同程度のリスクで高いリターンとなりました。当ファンドを併せ持つことでリターンが改善することが期待されます。
連動対象インデックス(米ドルベース)とバリュー型/グロース型ファンドの超過リターン(3年間)推移
連動対象インデックス(米ドルベース)とバリュー型/グロース型ファンドの年率リターン・リスク
まとめ:当ファンドのポイント
- 2つの投資ステップにより、中長期で米国株式市場*を上回るリターンを目指す
- 投資ステップ1︓インベスコ独自の指標を活用し、4つの市場局面から1つを特定
- 投資ステップ2︓市場局面に応じて5つのファクターを活用し、ポートフォリオの組入銘柄をダイナミックかつ自動的に変更
- 2017年11月に運用を開始し、5年超のトラックレコードを有するETF
- 運用開始来、米国株大型ブレンドのカテゴリーで上位2%の実績**
- 投資環境や市場の変化のタイミングを捉えることで超過収益を追求
- 米国の成長株や割安株との超過収益が異なる値動きの傾向
- 併せ持つことでリターンが改善する効果が期待されます
*ラッセル 1000インデックス **2023年12月末現在、1,141本中7位
出所:モーニングスター・ダイレクト モーニングスターカテゴリー:米国株大型ブレンド モーニングスター・ダイレクトについては、当ページ下部の留意事項をご確認ください。 投資対象ETF:Invesco Russell 1000® Dynamic Multifactor ETF 当ファンドはインベスコが運用を行います。インベスコは、インベスコ・リミテッド並びにインベスコ・リミテッド子会社からなる企業グループで、グローバルな運用力を提供している独立系資産運用会社です。
中長期で市場を上回るには?
商品開発の背景
1976年に、米国で初の個人向けインデックス・ファンドが売り出され、低コストなどを背景として残高を拡大してきました。
一方、株式リターンの源泉については、1900年台半ばより長期にわたって学術的・実務的に研究が進められてきました。
有効性の高いリターンの源泉の一つとして、バリューやグロースといった『ファクター』の存在が明らかとなり、それを用いた投資が資産運用の世界では一般的になっています。
しかし、『ファクター』を活用したポートフォリオは、例えば、金利上昇局面では相対的にバリューが強く、グロースが弱い一方、金利低下局面では相対的にバリューが弱く、グロースが強い傾向があるなど市場局面ごとに各『ファクター』のリターン特性があることもわかってきました。
そこで、ファクターのリターン特性を活用することで、①市場局面を特定し②局面に応じて組入銘柄をダイナミックに変更する戦略を開発するに至りました。
インベスコは世界有数*のETFプロバイダーの1つ
*運用資産額は2023年9月末で世界第4位(為替レートは149.225円/米ドルで換算、WM/ロイターのレートに基づく。)
出所:インベスコ
ベンチマークについて
当ファンドは、London Stock Exchange Group plcおよびそのグループ企業(以下、総称して「LSEグループ」といいます。)とは一切関係がなく、また、いかなる形においてもLSEグループがスポンサー、保証、販売または販売促進を行うものでもありません。FTSE Russellは、LSEグループ会社の特定の商号です。ラッセル 1000 インベスコ・ダイナミック・マルチファクター・インデックス(税引後配当込み、円ヘッジベース)、およびラッセル 1000 インベスコ・ダイナミック・マルチファクター・インデックス(税引後配当込み、円ベース)( 以下、「インデックス」といいます。)に関するあらゆる権利は、インデックスを保有する関連のLSEグループ会社に帰属します。Russell 1000®は、関連するLSEグループ会社の商標であり、他のLSEグループ会社はライセンスに基づき使用しています。
インデックスは、FTSE International Limitedまたはその関連会社、業務委託先もしくはパートナーによって算出されます。LSEグループは、いかなる者に対しても、(a)インデックスの使用、依拠、もしくは誤り、または(b)当ファンドへの投資もしくは運用に起因するいかなる責任も負いません。LSEグループは、当ファンドから得られる結果、またはインベスコ・アセット・マネジメント株式会社が設定する目的に対するインデックスの妥当性に関して、いかなる主張、予測、保証または意見表明も行いません。
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