インベスコ グローバル・ソブリン・アセット・マネジメント・スタディ2026

Invesco Global Sovereign Asset Management Study 2026

はじめに

第14回インベスコ グローバル・ソブリン・アセット・マネジメント・スタディによれば、約29兆米ドル(4,613兆円)*を運用するソブリン投資家は、ポートフォリオ構築の包括的な見直しに着手しています。本調査結果は、より複雑化する投資環境の中で、中央銀行およびソブリン・ウェルス・ファンドがレジリエンス、リターン、分散投資のバランスをどのように捉えているかに関して、根本的な変化が生じていることを浮き彫りにしています。

本調査は、90のソブリン・ウェルス・ファンドと54の中央銀行からなる計144の機関を対象に実施され、現在の地政学的環境がソブリン投資家の思考様式に変化をもたらし、かつてないスピードで投資戦略の見直しを促していることが示されています。グリーンランドを巡る米欧間の緊張、ウクライナ紛争の長期化、中東における新たな不安定化など、エネルギー安全保障、貿易ルート、サプライチェーンに直接影響を及ぼす複雑なリスクが存在しています。こうした要因が、レジリエンスと分散を重視したポートフォリオ構築への抜本的な再考を促しています。

  • *

    2026年3月現在、1米ドル159円換算で4,613兆円

IGSAMS 2026
レポートのダウンロードはこちらから

英語版および日本語版の資料をご用意しております

主要指標

パフォーマンス

ソブリン・ウェルス・ファンドは、2025年における1年間の実績リターンとして平均9.0%を報告しました。投資ソブリンのリターンは10.4%、債務ソブリンは9.0%となっています。流動性ソブリンは4.5%のリターンにとどまった一方、開発ソブリンは10.4%のリターンを記録しました。

主要指標 パフォーマンス
資産配分

2026年には、ソブリン・ウェルス・ファンドの株式配分は前年の32%から30%へと低下しました。これは、第2テーマで述べたように、集中リスクの高まる上場株式からの資金シフトと整合的です。
債券(プライベートクレジットを含む)の配分は29%で横ばいとなりました。一方、流動性の低いオルタナティブは拡大を続け、総資産の24%に達しました。流動性の高いオルタナティブは4%で変わらず、直接戦略投資(DSI)は10%へと小幅に上昇しました。

主要指標 パフォーマンス

オルタナティブ資産の内訳を見ると、プライベートエクイティの配分は前年の7.1%から7.4%へと小幅に増加しました。
不動産は7.3%から7.6%へと上昇し、インフラは8.1%から9.0%へと着実に拡大し、5年間で最も成長したオルタナティブ資産クラスの地位を維持しています。ヘッジファンドおよび絶対収益戦略は3.1%から3.3%へと増加し、コモディティも0.8%から1.0%へとわずかに上昇しました。

主要指標 パフォーマンス
各テーマの詳細については下記からテーマをお選びいただき、ご確認ください。

当資料は、一般もしくは個人投資家向けに作成されたものではありません。当資料は、情報提供を目的として、インベスコ・グループの海外拠点において作成され、英文でリリースされた「Invesco Global Sovereign Asset Management Study 2026」をインベスコ・アセット・マネジメント株式会社(以下、「弊社」)が入手してご提供するものであり、法令に基づく開示書類でも金融商品取引契約の締結の勧誘資料でもありません。当資料は信頼できる情報に基づいて作成されたものですが、その情報の確実性あるいは完結性を表明するものではありません。また過去の運用実績は、将来の運用成果を保証するものではありません。当資料に記載された一般的な経済、市場に関する情報およびそれらの見解や予測は、いかなる金融商品への投資の助言や推奨の提供を意図するものでもなく、また将来の動向を保証あるいは示唆するものではありません。また、当資料に示す見解は、インベスコの他の運用チームの見解と異なる場合があります。本文で詳述した当資料の分析は、一定の仮定に基づくものであり、その結果の確実性を表明するものではありません。分析の際の仮定は変更されることもあり、それに伴い当初の分析の結果と重要な差異が生じる可能性もあります。当資料について事前の許可なく複製、引用、転載、転送を行うことを禁じます。

IM2026-097