Invesco Japan
世界のベスト 四半期運用報告レポート(2025年10-12月期)
2025年10-12月期の振り返り
- AI関連への過剰投資に対する警戒感が高まる場面が散見されたものの、AI関連企業の好決算が相次いだことや米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げが好感され、株式市場は期中を通じて上昇しました。そのような中、当ファンドの<為替ヘッジなし>(毎月決算型)のパフォーマンスは、6.54%の上昇となりました。
- 主に、良好な決算が確認された銘柄などが基準価額の上昇に貢献しました。一方で、業績見通しの悪化が懸念された銘柄は基準価額の下落要因となりました。
- 引き続き、景気動向に左右されず持続的な成長が期待できる①競争優位性の高い企業、②安定性の高い事業を展開する企業、③継続的な配当や増配、などの質の高い配当を行うことが期待できる企業を選好して投資を行う方針です。
当ファンドのパフォーマンス(2025年10-12月期)
- 2025年10-12月期の世界株式市場は、主要中央銀行の利下げや、AI関連銘柄の決算・報道などを巡り、変動する展開となりました。
- 当該期間においては、AI関連への過剰投資に対する警戒感が高まる場面もありました。しかし、AI関連企業の好決算が相次いだことや米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げが好感され、株式市場は上昇基調となりました。
- そのような市場環境下、当ファンドの<為替ヘッジなし>(毎月決算型)の同期間のパフォーマンスは、6.54%の上昇となりました。 <為替ヘッジあり>(毎月決算型)の同期間のパフォーマンスは、0.51%の上昇となりました。
〈為替ヘッジなし〉(毎月決算型)の基準価額(課税前分配金再投資)の推移
期間:2022年12月末~2025年12月末、2022年12月末を100として指数化
期間別騰落率
2025年12月30日現在
注記:2025年12月23日に設定されたインベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(予想分配金提示型)および<為替ヘッジなし>(予想分配金提示型)の2025年12月末時点における設定来の騰落率は、それぞれ-0.11%および-0.15%となりました。
当ファンドの運用状況(2025年10-12月期)
- 良好な業績を背景に株価が堅調に推移したレンタル建材機器会社「ハーク・ホールディングス(米国、資本財・サービス)」などが基準価額の上昇に貢献しました。
- また、2025年4月の米関税政策導入の発表で株価が大幅下落した際に追加で購入していた銀行「スタンダードチャータード(英国、金融)」や生命保険会社「友邦保険控股(AIAグループ)(香港、金融)」、クルーズ旅行会社「バイキング・ホールディングス(バミューダ、一般消費財・サービス)」も、堅調な業績発表を背景に株価が上昇し、プラスに寄与しました。
- 一方、オランダのディスカウント小売「アクション」のフランス事業の成長鈍化が懸念された「3iグループ(英国、金融)」や、市場でAI関連への過剰投資に対する警戒感が高まったことで売られた「プロサス(オランダ、一般消費財・サービス)」が、基準価額の下押し要因となりました。また、臨床試験の失敗や業績下方修正が嫌気された製薬大手「ノボ・ノルディスク(デンマーク、ヘルスケア)」もマイナス寄与となりました。
今後の市場見通し
- 2025年の株式市場は、米国の関税政策発表を受けた4月の大幅下落後、関税政策への過度な懸念が後退したことやAI関連企業の好決算が続いたこと、さらに米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げを実施したことなどが支えとなり、上昇基調となりました。特に、AI需要拡大や投資加速に関する報道を背景に、AI関連銘柄など一部の銘柄が大幅に上昇する動きが見られました。
- 当運用チームでは、このような急激な株価上昇については、過熱感を伴う可能性があるため、慎重な見方を取るべきと考えています。
- トランプ米大統領の政策には依然として不透明な要素が多く、引き続き注視が必要であると考えています。今後も米国の景気減速リスク、インフレや金利見通しの不透明感から、市場のボラティリティ(株価の変動性)は高止まりする展開を予想しています。
- 過去10年間で市場構造は大きく変化しました。情報の即時性と広範な共有が進んだことで、市場のボラティリティは高まり、短期志向の投資家が増加しています。こうした環境では、短期的な価格変動に左右されず、企業のファンダメンタルズに基づき長期的な視点で投資判断を行う当ファンドのアプローチが、他の市場参加者が見逃しがちな魅力的な投資機会を捉える上で優位性を発揮できると考えています。
投資方針
個別銘柄選択の重要性がより高まる環境下、引き続き「成長」・「配当」・「割安」の観点から厳選投資
質の高い配当を拠出する銘柄や、競争優位性が高く、優秀な経営陣を有する銘柄に着目
- マクロ経済動向の不透明感や市場の偏重リスクなどを背景に、今後もボラティリティの高い展開が続くと想定されます。このような市場環境下においては、強固な財務基盤や高い競争優位性を持つ優良銘柄が短期的に市場の過度な懸念などから割安な水準になることがあります。したがって、ボトムアップ・アプローチで個別銘柄選定を行う当ファンドにとって、魅力的な投資機会を見い出す好機であると考えています。
- 不透明感の高まる市場環境では、特定の業種や市場環境に大きく左右されない分散されたポートフォリオ構築が一層重要になります。当運用チームでは、ポートフォリオ構築におけるリスク管理の強化にも注力しています。
- 足元では、政策への懸念や地政学リスクが高まる中でも揺るがない競争力を持つ銘柄、また不透明な市場環境下でも安定した成長が期待できる銘柄に注目しています。さらに、一部のAI関連銘柄が大きく上昇したことで市場の集中リスクが高まっている点も踏まえ、AI以外の成長分野から恩恵を受ける銘柄にも分散して投資しています。
- また、当ファンドは少数精鋭のチームによる迅速かつ柔軟な意思決定を強みとしており、不透明な市場環境においても機動的に対応できる体制を整えています。市場の急変時にも、素早く、柔軟にポジションを構築・調整できる点は、長期的なリターンの獲得において重要な要素と捉えています。
- 引き続き、「成長」、「配当」、「割安」の3つの観点に着目し、世界のベストと考える企業に厳選投資を行います。一貫した投資哲学の下、特定の業種や市場環境の変化に左右されにくい、分散されたポートフォリオを構築してまいります。
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