インベスコの視点

2023年 資本市場の長期の前提(期待リターン、リスク)第3四半期アップデート

2023 Long-Term Capital Market Assumptions Q3
  • インベスコ・ソリューション(以下、「ソリューション」)では、資本市場の長期の期待リスク/リターンの前提(CMA, Capital Market Assumptions)を世界の170以上の資産クラスを対象に開発し、四半期ごとにアップデートを行っております。
  • 株式は2022年の最安値から大きく反発し(米国ではクオリティ、米国外ではバリューの2つが主な要因)、社債は国債を上回るなど、今年に入り市場は想定を上回る展開を示しています。
  • 9月と直近の連邦準備制度理事会(FRB)は、このような希望的観測の一部を打ち砕きました。10年物国債金利が4.5%を超え、2025年末までフェデラル・ファンド金利が4%近辺で推移すると予想されるなど、金利が以前の危機的水準を超えて急騰しており、このような政策の長期的かつ変動的なラグ効果が経済に徐々に浸透し、信用創造と成長を鈍化させる可能性があるため、さらなる困難が予想されます。
  • グローバル60/40ベンチマークと比較して、ソリューションの戦略的ポートフォリオ(5-10年)は、株式に対して債券を若干オーバーウエイトしています。全体として、当四半期のポートフォリオは、資産クラスついては大きな入れ替えはありませんでした。
  • ソリューションでは、資本市場の長期の期待リスク/リターンの前提(CMA)について、引き続きポジティブな見方をしています。対象とする170以上の資産クラスの大半は、今後10年間で、直近10年間を上回るリターンが期待されています。

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