Invesco Japan
長期投資は、総合力とチームプレーが必要なツール・ド・フランスのように。
ヘンリーの町並み
町の中心部をテムズ川がゆったりと流れ、鴨やリス、時には孔雀が優雅に散歩をする姿を目にするほど自然豊かな風景が広がります。人口約1.2万人のこぢんまりとしたこの町の中心街は端から端まで歩いても15分程で、多くのパブやレストラン、アンティークショップなどの小さなお店が集まっています。平日は地元の住人やインベスコの社員以外をあまり見かけることのない静かな町ですが、週末になると様子はがらりと変わります。それは、ヘンリーがヨーロッパ最古のボートレース「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ」の開催地として大変よく知られているからです。まだ日が昇ったばかりの朝早くから、テムズ川をボートが行き交います。
もともと英国貴族やロンドンで成功した商人などが好んで別荘を建てた一帯であり、その閑静な住宅街には、現在も有名俳優、アーティスト、政治家などの邸宅が立ち並びます。多くの英国人に愛され続けている豊かな地域の1つといえます。
ヘンリーにオフィスを構えること
ヘンリーで働くインベスコの社員も皆この場所を愛し、この環境は日々の資産運用業務にもポジティブな影響をもたらします。都会の喧騒から距離を置くことで、短期的な、場合によっては過剰ともいえる情報の波を遮断し、長期的な目線と柔軟な思考をもって投資と向き合うことができるのです。
英国・ヘンリーは、インベスコの欧州エリアにおける運用の中心拠点となっています。広い芝生の庭と赤レンガの建物の組み合わせは大学の学び舎のような趣で、愛称は「キャンパス」です。
インベスコの世界のオフィスの中でも主要な運用拠点となるヘンリーには、地域別に株式・債券・マルチアセットの各資産別の運用チームが在籍し、世界全域をカバーしています。
投資アイデア、企業分析結果を迅速に投資判断につなげる体制
ヘンリー拠点では、ポートフォリオ・マネジャーは、全員が運用業務とアナリスト業務を兼務しており、ポートフォリオ・マネジャー自身が投資アイデアの創出や企業分析を詳細に行っていきます。この体制により、投資アイデアの有効性の検証や、より精度の高い企業調査・分析を行い、その結果を迅速に投資判断につなげることができるのです。
ジェネラリスト・アプローチならではの醍醐味
また、すべてのポートフォリオ・マネジャーとアナリストが、担当の業種や専門分野をもたない、ジェネラリスト・アプローチを採用しています。運用チームのメンバーは全員、複数の業種を横断的に、相対感をもって企業を分析するスキルももちます。ジェネラリスト・アプローチの利点は、市場を俯瞰的に分析し、銘柄を比較できる点にあります。ジェネラリストとして幅広い様々な業種の企業を調査・分析することで、ある分野での学びを別分野に応用することができ、投資機会を見つける幅が大きく広がる点は、アクティブ運用の大きな醍醐味です。関心ある企業について広く深く分析できるのは、ジェネラリストならではです。
日本を含む世界各国(エマージング国を除く)の株式の中から、世界のベストと考える銘柄を厳選して投資を行います。
ビジネスの競争優位性、財務健全性、経営力等についてのファンダメンタルズ分析、株価の適正水準などの評価を行い、ボトムアップ・アプローチにより確信度の高い銘柄を厳選します。