Invesco Japan
世界のベスト 四半期運用報告レポート(2026年4-6月期)
2026年4-6月期の振り返り
- 2026年4-6月期の世界株式市場は、イラン紛争の収束期待が高まったことやAI需要の強さが確認されたことなど を背景に、AIや半導体関連銘柄を中心に上昇し、堅調に推移しました。そのような中、当ファンドの<為替ヘッジ なし>(毎月決算型)のパフォーマンスは17.29%の上昇となりました。
- 主に、AI需要の高まりを背景に株価が急上昇したテクノロジー関連銘柄や、堅調な業績見通しや好調な決算が 評価された銘柄などが基準価額の上昇に貢献しました。
- 引き続き、景気動向に左右されず持続的な成長が期待できる①競争優位性の高い企業、②安定性の高い 事業を展開する企業、③継続的な配当や増配、などの質の高い配当を行うことが期待できる企業を選好して 投資を行う方針です。
当ファンドのパフォーマンス(2026年4-6月期)
- 2026年4-6月期の世界株式市場は、イラン紛争を巡る 地政学リスクや原油価格の変動を背景に一時的な調整 局面がみられたものの、AIや半導体関連銘柄を中心とし た上昇に支えられ、堅調に推移しました。
- 当期間においては、期初、中東情勢を巡る思惑が交錯す る中、イラン紛争の収束期待が高まったことや、半導体大 手企業の決算を通じてAI需要の強さが確認されたことなど から上昇しました。その後は、AI関連投資の鈍化懸念や 中東情勢の不透明感などから上値の重い場面もみられま したが、期を通じて株式市場は堅調に推移しました。
- そのような市場環境下、当期間における当ファンドの パフォーマンスは、<為替ヘッジなし>(毎月決算型)が 17.29%上昇、<為替ヘッジあり>(毎月決算型)が 14.96%上昇となりました。
<為替ヘッジなし>(毎月決算型)の基準価額(課税前分配金再投資)の推移
期間:2023年6月末~2026年6月末、2023年6月末を100として指数化
期間別騰落率
2026年6月30日現在
当ファンドの運用状況(2026年4-6月期)
- AI需要の高まりを背景に、株価が急上昇したテクノロジー企業「デル・テクノロジーズ(米国、情報技術)」、アナログ半 導体メーカー「テキサス・インスツルメンツ(米国、情報技術)」などが、プラスに寄与しました。
- また、中東情勢の影響が限定的であることが確認され、堅調な業績見通しが評価された航空機エンジン開発企業 「ロールス・ロイス・ホールディングス(英国、資本財・サービス)」や、高級クルーズ需要の底堅さを背景に好調な決算を 発表したクルーズ運営会社「バイキング・ホールディングス(バミューダ、一般消費財・サービス)」などが、基準価額の上 昇に貢献しました。
- 一方、中国政府による資本流出規制の強化が嫌気された香港の生命保険会社「友邦保険控股(AIAグループ) (香港、金融)」や、市場予想を下回る決算や業績見通しが嫌気された農業・ペット用品専門小売企業「トラク ター・サプライ(米国、一般消費財・サービス)」などが、基準価額の下押し要因となりました。
今後の市場見通し
- 株式市場は、AI関連投資の拡大や堅調な企業業績に支えられて推移しているものの、中東情勢を巡る地政学リスク やインフレ・金融政策を巡る不透明感から、引き続き変動性の高い展開が予想されます。
- 特にAIは引き続き構造的な成長テーマであると考えていますが、今後は単にAI関連であることよりも、設備投資拡大を 実際の利益成長につなげられる企業が評価される局面に移行するとみています。そのため、銘柄間のパフォーマンス格 差はこれまで以上に拡大する可能性があります。
- また、市場では一部のAI関連銘柄への集中が進んでおり、優れた事業基盤や成長性を有しながら割安な水準で取引 されている企業も存在しており、アクティブ運用にとって魅力的な投資機会が生まれていると考えています。
- 中東情勢については予断を許さない状況が続いているものの、過去の事例では地政学的なショックが市場へ与える影 響は一時的にとどまるケースも多くみられます。当ファンドでは短期的な外部ショックに左右されることなく、引き続き中長 期的な視点に基づく運用を重視してまいります。
- 過去10年間で市場構造は大きく変化しました。情報の即時性と広範な共有が進んだことで、市場のボラティリティは高 まり、短期志向の投資家が増加しています。こうした環境では、短期的な価格変動に左右されず、企業のファンダメンタ ルズに基づき長期的な視点で投資判断を行う当ファンドのアプローチが、他の市場参加者が見逃しがちな魅力的な投 資機会を捉える上で優位性を発揮できると考えています。
投資方針
個別銘柄選択の重要性がより高まる環境下、引き続き「成長」・「配当」・「割安」の観点から厳選投資
質の高い配当を拠出する銘柄や、競争優位性が高く、不透明な環境下でも安定した成長が期待される銘柄に着目
- マクロ経済動向の不透明感や市場の偏重リスク、地政学リスクなどを背景に、今後もボラティリティの高い展開が続くと 想定されます。このような市場環境下においては、強固な財務基盤や高い競争優位性を持つ優良銘柄が短期的に市 場の過度な懸念などから割安な水準になることがあります。したがって、ボトムアップ・アプローチで個別銘柄選定を行う当 ファンドにとって、魅力的な投資機会を見い出す好機であると考えています。
- 不透明感の高まる市場環境では、特定の業種や市場環境に大きく左右されない分散されたポートフォリオ構築が一層 重要になります。当運用チームでは、ポートフォリオ構築におけるリスク管理の強化にも注力しています。
- 足元では、政策への懸念や地政学リスクが高まる中でも揺るがない競争力を持つ銘柄、また不透明な市場環境下で も安定した成長が期待できる銘柄に着目しています。そのような市場環境では、質の高い配当を行う銘柄にも着目して います。さらに、一部のAI関連銘柄が大きく上昇したことで市場の集中リスクが高まっている点も踏まえ、AI以外の成長 分野から恩恵を受ける銘柄にも分散して投資しています。
- また、当ファンドは少数精鋭のチームによる迅速かつ柔軟な意思決定を強みとしており、不透明な市場環境においても 機動的に対応できる体制を整えています。市場の急変時にも、素早く、柔軟にポジションを構築・調整できる点は、長 期的なリターンの獲得において重要な要素と捉えています。
- 引き続き、「成長」、「配当」、「割安」の3つの観点に着目し、世界のベストと考える企業に厳選投資を行います。一貫した投資哲学の下、特定の業種や市場環境の変化に左右されにくい、分散されたポートフォリオを構築してまいります。
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