戦術的資産配分:2026年6月号
当社のマクロ・レジーム認識は、引き続き減速期です。成長率は長期トレンドを上回っているものの、そのペースは鈍化しています。AIブームによって企業収益が拡大している一方、エネルギー価格高騰によるインフレ圧力の高まり、経済成長が鈍化するリスクなどが懸念されています。かかる環境下、当社は債券対比で株式のオーバーウェイトを維持しつつ、マクロ・レジーム認識を引き続き減速期としています。また、地政学リスクが高止まりしている中、分散投資を徹底しています。
インベスコ・ソリューション(以下、「ソリューション」)のマクロ・プロセスは、資産クラス(株式、クレジット、国債、オルタナティブ)、地域、ファクター、リスク・プレミア間の相対的なバリューとリターンの機会獲得を目指し、平均して6カ月から3年の時間軸で戦術的な資産配分の決定を行います。
要約
- リスク資産市場が力強く反発したにもかかわらず、グローバル・リスク選好度は月次ベースで緩やかに鈍化する傾向が続いています。AI関連技術やインフラ構築で、直接的なメリットを受けられる国やセクターが、より高いパフォーマンスとなる状況になっています。結果的に、書く資産クラスの市場価格は、さらにAI関連の投資テーマで形成されるようになってきており、中東発のエネルギー供給不安に伴う、世界経済の下振れリスクは、株価形成に反映されにくくなってきています。
- 5月に入り、米国以外の地域での金利動向が引き続き不透明になっていることから、通貨の戦略的資産配分のポジショニングが変わりました。国際的な経済情勢の悪化と相まって、当社は米ドルのポジションをオーバーウェイトに移行しました。その結果、米国株式を先進国株式(除く米国)や新興国株式対比でオーバーウェイトとし、先進国株式(除く米国)を新興国株式対比でオーバーウェイトとしています。
- 債券対比で、株式をわずかにオーバウェイトとしていますが、ポートフォリオのポジショニングは、引き続き分散投資となっています。株式については、引き続きディフェンシブなファクターやセクターを重視しています。債券については、クレジットのアンダーウェイトを維持しつつ、デュレーションのオーバーウェイトを維持しています。
当資料ご利用上のご注意
当資料は情報提供を⽬的として、弊社グループが作成した英⽂資料をインベスコ・アセット・マネジメント株式会社(以下、「弊社」)が抄訳し、要旨の追加などを含む編集を⾏ったものであり、法令に基づく開⽰書類でも⾦融商品取引契約の締結の勧誘資料でもありません。抄訳には正確を期していますが、必ずしも完全性を弊社が保証するものではありません。また、抄訳において、原資料の趣旨を必ずしもすべて反映した内容になっていない場合があります。また、当資料は信頼できる情報に基づいて作成されたものですが、その情報の確実性あるいは完結性を表明するものではありません。当資料に記載されている内容は既に変更されている場合があり、また、予告なく変更される場合があります。当資料には将来の市場の⾒通し等に関する記述が含まれている場合がありますが、それらは資料作成時における作成者の⾒解であり、将来の動向や成果を保証するものではありません。また、当資料に⽰す⾒解は、インベスコの他の運⽤チームの⾒解と異なる場合があります。過去のパフォーマンスや動向は将来の収益や成果を保証するものではありません。弊社の事前の承認なく、当資料の⼀部または全部を使⽤、複製、転⽤、配布等することを禁じます。
受託資産の運用に係るリスクについて
受託資産の運用にはリスクが伴い、場合によっては元本に損失が生じる可能性があります。各受託資産へご投資された場合、各受託資産は価格変動を伴う有価証券に投資するため、投資リスク(株価の変動リスク、株価指数先物の価格変動リスク、公社債にかかるリスク、債券先物の価格変動リスク、コモディティにかかるリスク、信用リスク、デフォルト・リスク、流動性リスク、カントリー・リスク、為替変動リスク、中小型株式への投資リスク、デリバティブ.金融派生商品.に関するリスク等)による損失が生じるおそれがあります。ご投資の際には、各受託資産の契約締結前書面、信託約款、商品説明書、目論見書等を必ずご確認下さい。
受託資産の運用に係る費用等について
投資一任契約に関しては、次の事項にご留意ください。【投資一任契約に係る報酬】直接投資の場合の投資一任契約に係る報酬は契約資産額に対して年率0.88%(税込)を上限とする料率を乗じた金額、投資先ファンドを組み入れる場合の投資一任契約に係る報酬は契約資産額に対して年率0.605%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてそれぞれかかります。また、投資先外国籍ファンドの運用報酬については契約資産額に対して年率1.30%を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてかかります。一部の受託資産では投資一任契約に加えて成功報酬がかかる場合があります。成功報酬については、運用戦略および運用状況などによって変動するものであり、事前に料率、上限額などを表示することができません。【特定(金銭)信託の管理報酬】当該信託口座の受託銀行である信託銀行に管理報酬をお支払いいただく必要があります。具体的料率については信託銀行にご確認下さい。【組入有価証券の売買時に発生する売買委託手数料等】当該費用については、運用状況や取引量等により変動するものであり、事前に具体的な料率、金額、上限または計算方法等を示すことができません。【費用合計額】上記の費用の合計額については、運用状況などによって変動するものであり、事前に料率、上限額などを表示することができません。
そのほかの投資関連情報はこちらをご覧ください。https://www.invesco.com/jp/ja/institutional/insights.html